『ベランダガーデン』と称しながら、休日はお出掛けもして

お世話が足りてない残念な週末ガーデナーですが

「お花っていいなぁ~」と、ちんまりとベランダガーデンを楽しみ

四季の彩りのある暮らしを楽しんでいます。




2007年03月


何の菜の花?

お正月に使ったチンゲン菜

株の勢いがよかったので

根本の部分を水耕栽培で

育ててみました。

花が咲いたのは3週間ほど前です。


後ろの襖の柄が上手い具合に

よい背景となって写りました。


余裕のある予定で 計画立てしているのですが

仕事がおもうように進みません。

眠っているときも 夢のなかで仕事をしています。

なので 朝の目覚めは最悪です。


いい加減になることなく

確実に ひとつひとつ 片付けている毎日です。



花のある暮らしは 目も気持ちもほっとさせてくれます。

花を愛でに どこか行きたいとおもうこの頃です。

古来 日本では花は 桜を意味しました。


六本木の東京ミッドタウン

この週末は 見ごろのようです。













駝鳥の絵を描いている日本画家
姪っ子と出かけて行った。

遠目に見ると それは水墨画
実際に目の前にすると
駝鳥の体部分は立体に描いてある。

聞くに天然の石を細かく砕き
膠でとめていく手法だそうだ。

マットに見えるが直視するに
天然石特有の輝きがある。

すくっと伸びた頚は
うぶな羽毛に覆われた如く
しなやかな頚が伸びている。

駝鳥の羽のボリューム感と質感
触れることなく駝鳥の体温と柔らかさが伝わってくる。
不思議だ。描かれた絵なのであるのに。

駝鳥たちが歩き動く音も
聞こえてきそうな躍動感があるのに
気持ちが落ち着いてきた。

それは
動きのある描線であるのに一本一本の線に
福井江太郎の優しさを感じたからだと思う。

金箔に描かれたモチーフのひとつ
『カサブランカ』

墨を落として広がる線
どんな風に描いているのだろうかと疑問が浮かんだ。

持つ筆の動き
力の入れ具合で生きているような線になるのだろうか

運良く福井江太郎さんご本人に
直接お話を聞くことができた。

素人の質問は実に愚問であるのだが
丁寧に答えしてくれた。

金箔に落とした墨
吸わない はじく なかなか乾かない
そんな材質に 墨の動きを追い続けた。


カサブランカは繊細な細い線で書かれている。
その筆遣いにも 疑問が湧いてきた。

また、愚問をぶつける私
きっと彼の業務上の秘密なのだろうが
これにも答えてくれた。

美術鑑賞は作品を目の前にして
実際に解説を聞くとぐーっと
作品に理解が深まる。

書道を少しだけ齧った私
彼の話すことに ちょっとだけ理解できた。
そうなると 日本画が身近な存在となる。

芸術品の鑑賞というものを
少しだけ知ったような気になるなか
おもしろい。
人の趣味なんて きっかけはこんなものかもしれない
人生の枠が広がった気がした。


福井江太郎さん
1969年生まれのお若い日本画家です。
背が高くて 髪の毛をワックスで立たせて
その立たせ方も特徴的

ファッションも奇抜でなく洗練されていて
パンフでみるよりイケメンでした。

まったくピントの外れた私の質問にも
優しい笑顔でわかり易くお答えしてくださいました。

銀座の老舗料亭「花蝶」の襖絵を担当した
若手日本画家です。











東京都写真美術館で行われた

『文化庁メディア芸術祭』へ行ってきました。

CGを駆使したアートあり 映画あり

アニメーションにマンガありの受賞作品展でした。


アート部門の大賞作品は 点と線との光の軌跡

食い入るほどみるほどに 緻密さには圧倒されながらも

そこにいるだけで 心地よい揺らぎでした。

人の五感をくすぐります。


映画 三丁目の夕日でCGの凄さを知り

タスマニア物語にアニメが登場した映画から

その進歩には目を見張った私ですが


さらなる驚きは

先端技術ショーケースとなる耳新しいもの

アート表現にために最先端技術や最新の技術を生み出す

ビックリでした。

なかでも人の平衡感覚に作用させるものがあり

その技術と発想はもう医学の域です。


アートの表現にしてしまうなんて どんな思考回路なのだろうと

作品よりも それを発表された方のお顔をまじまじと

みていた私です 

美大の芸術工学科の内容がみえました。


平面的な思考力しか持ち合わせない私には

窺い知れない理数系とアートの世界


実際に作品を見たり触ったりすることができ

たまにはこんな体験的芸術鑑賞もいいものです。



こんな美人になりた~い^^;

フィギュアもありでした。





ご無沙汰しておりました。

2月の当初から忙しくなる兆しがあり
「ニッパチは暇」という通念

2005年頃から 私のいる業界では、
変わってきたと感じております。

そして、いつもよりも日数が少なかった2月、
たった二日間なのですが

月単位で受注している私の仕事では、
たいへんに忙しい思いをしました。

これからGWまで、一年で一番忙しい時期を
向かえるわけでして

このままでは、GWまで体力が持ちそうもなく
一日8時間睡眠で、なんとか体力を温存。

更新が途絶えても、毎日足を運んでくださり
ありがとうございました。

今日は、毎年恒例の親しい方達との『雛祭り会食』

香蘭社.jpg

先日のテーブルウェア展に出展されていた
『香蘭社』 の雛人形です。

雪洞をみただけで香蘭社と一目でわかります。
香蘭社の代表的な絵柄です。

香蘭社製の食器は、有田焼の白くて硬い磁器に
優雅であでやかな染付けが好きで、私は和洋を問わず
普段使いの生活雑器として使っております。

香蘭社2.jpg

お内裏さまにお雛さまには
飾り方に地方の特徴があるのでしょうか。

京都御所の 左近の桜に 右近の橘

平安神宮の 右近の桜に 左近の橘

ふと こんな言葉がよぎりました。 

香蘭社の食器を選んでみました






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