「帝都」という パラレルワールドで
繰りひろげられる 変装の名人
K-20 怪人二十面相を 観た
第二次世界大戦が
回避された 日本
1949年という 時代設定で
華族制度が 今なお続き
その貧富の差は 大きく
財を成す者は すごーい御大尽
なんだか
今まで観た映画が 彷彿されるのです
ALWAYS 三丁目の夕日に
インディ・ジョーンズの
クリスタル・スカルの王国
そして
ルパン三世の カリオストロの城と
期待はずれだった ゲド戦記
一場面 一場面
コマで 思い出されました
時代背景は
格差社会は 今も
たいした違いは ないけれど
去年 ミニコンサートを聞きに行った
旧岩崎邸に みられるが如く
あの頃の 財閥の財力は
底知れないものが ある
映画を 観ながら
もし これが
パラレルワールドでなかったら
と、
想定してみた
格差社会が どうのこうの
という 映画ではないのだけど
この映画と たいして
変化ない日本 と
今に繋がる
今の日本は
本当に おさむい~
映画を 観ているんだから
まぁ 難しく捉えなくてもいいのに
そんな 自分が可笑しい
怪人二十面相 そのもの自体が
偽者中の偽者 なんだから
戦争が回避された という設定も
相成って
楽しんじゃぇ~
という映画なんだなぁ
北村想の「怪人二十面相・伝」を
金城武主演で 映画化