父の納骨が終わったのは
よく晴れ渡った秋の日
その翌日から雨降りが続いたから
なんてラッキーな日だった
納骨がおわり両肩が軽くなったけれど
私の心にはまだまだ雨が降り続いている
9月の終わりに納骨の日が決まり
本当にこれがお別れだと思うと
父が可哀想で可哀想でたまらなかった
悲しいとか寂しいとか
そんなのは当たり前のことだけど
喪失感がどっと押し寄せてきた
納骨の日までは毎日お線香をあげて
両手で父の頭を撫でるごとく
父の骨壷を撫でていた
そのたびに
なぜ死んでしまったの
まだまだ早すぎますよと
心で叫んでいた
葬儀のときに
枯れるぐらい泣いたのに
それでも泣きたりない
思い出すのは父の最期のことばかり
苦しいことだっただろうに
一糸乱れずスーッと事切れて逝った父
最期の最期まで我慢強いのだから
父らしい姿だが
それが私には悔やまれてならない
本館である楽天ブログでは
父が居なくなってしまったことを
お知らせしていない
ブログに書いてしまえば必然的に
お悔やみの言葉が入ってくる
それは悲しくてたまらないから
あえて伏せている
そんなんで
ブログ更新の気持ちが
失せている
しばらくはこちらに
気持ちをぶつけよう