『ベランダガーデン』と称しながら、休日はお出掛けもして

お世話が足りてない残念な週末ガーデナーですが

「お花っていいなぁ~」と、ちんまりとベランダガーデンを楽しみ

四季の彩りのある暮らしを楽しんでいます。




2018年03月




智積院(ちしゃくいん)で
桃山時代の障壁画が観られると
行ってきました

京都駅から車で10分ほどに位置する
真言宗智山派の総本山のお寺です




まず、収蔵庫へ

長谷川等伯一派の絢爛豪華な
大きな大きな障壁画が書院造りで
展示されていました

国宝が国宝ですよ
ガラス越しでなく
そのまま観ることができるのです

なんて贅沢なことでしょう

興味深かったのは
長谷川等伯と息子との合作
大きな桜の花が描かれてています
ダイナミックな襖絵でした

桃山時代の国宝・等伯の障壁画を
独り占めしました

撮影はNG




その昔、掲げられていた大書院を
この障壁画が再現されています

建仁寺同様、想いは時空を飛び越し
佇まいに浸っておりました




大書院の前には庭園があります
書院の縁の下に池が入り込んでいて
なんとも言えない池との一体感

目の前は築山造りで石が
組み込まれている景色です




庭には「歩く庭」に「観る庭」があって
ここに座ってしばし眺め
時はゆっくりと流れていきました

これから躑躅が綺麗に咲くことでしょう


人気スポットでなく訪れる人も少なく
広々とした境内に咲くお花を見ながら
静かに長谷川等伯の国宝と向かいあうことが
できました

美術館では多数の人のなかでの鑑賞ですが
ご当地で僧侶たちに大切に守られてきた
文化財に触れる旅の感動です











旅の楽しみのひとつに
その地でいただくお料理があります




ご存知のように
京懐石「美濃吉」めぐりを
していますので




その総本店である竹茂楼で
食事をすることも京都の旅の
楽しみでもあります




海から遠い京の都では
海産の魚は手に入れにくく
川魚こそが京の食文化を
長い間支えてきました




江戸中期に川魚生洲八軒のうちの一軒として
京都所司代から認可を受けた「美濃吉」
今も川魚のおいしさを引き出す技を
持っています




去年の小豆粥のイベントで知った
日本料理道の四條司家も
平安時代の天皇家の台所を任された
藤原の一族

宮廷の身の回りをお世話するのは
みな藤原さんなので
四条通りにあって四条藤原家から
四條司家となった包丁番です

京の都の食文化には長い歴史を
感じます




話は美濃吉に戻り
竹茂楼の三月のお料理は「花咲月」




土鍋で炊いた筍ご飯には
春の香り




早春の華やぎを呼ぶ独活、筍、若布
花菜に花びらゆり根が卓にのりました

はんなりは「花あり」とも「花なり」とも
京言葉はみやびですね




旧暦での雛壇が飾ってありました
美濃吉女将の持ち物のお雛様

御殿造りの雛飾りは初めてみました
感激ものでした




美濃吉のお雛様には
本物の懐石料理が毎日
供えられるそうです




京懐石 美濃吉本店 竹茂楼 京都市左京区粟田口鳥居町







京都最古の禅寺の建仁寺を
再び訪れました

俵屋宗達の風神雷神図や
方丈では安土桃山時代の
海北友松の襖絵などが
観ることができます

いずれも複製ですが
高精細複製はなんの遜色はなく
(ホンチャンは京都国立博物館に寄託)
東博の建仁寺展や京博での
海北友松展で観たおさらいです

博物館での展示は技ありですが
実際にどんな佇まいなのか
何度観ても見飽きません

法堂の平成の天井画双龍図は
平成12年の現代の新しいものですが
108畳という壮大な墨絵

これを2年という歳月を掛けて描きあげた
現代作家・小泉淳作画伯もすばらしいですが
これから100年、200年と長い歴史が始まり
見上げる人々にたくさんの感動をと思うと
古刹に新しいものもいいものです

古い禅寺にまた次への時代に繋ぐという
風が吹いています




日中はコートなしの暖かさ
桜はといいますと
咲いている樹もあれば
そうでないところもありました




24日から各寺院では
桜のライトアップが始まり
夜桜見物を予定していましたが

日本の桜でなく
「京都の桜」というブランドで
世界から発信され京都観光の王道である
東山辺りは海外の観光客が多くて
なんだか・・・遠慮いたしました

それでも
五条からの鴨川べりの
しだれ桜は咲きそろい
良い雰囲気でした









クリスマスローズのお花は
もう最後にしようと思っていましたが
同じ株なのに違った咲き方をみつけました

ホワイトのスポットの子
これが本来の咲き方なのですが
直線的に赤いスポットがあって
可愛いなぁと思っていたところ




開き始めたときから
クシャクシャしていて
ヘンな子と思っていましたら
こんな顔で咲きました

一番内側の花弁が裏表
間違えたようにそっくり返ったように
咲きました
スポットもごくわずか

同じ株なのに
予期しない咲き方をするクリロー
メリクロン苗では味わうことがない
おもしろさですね


昨夜は自宅前の公園の桜が
ほんのり桜色に染まっていました

今日は暖かくなればいいですね
ちょっと仕事で出掛けます






ガーデニング備忘録

盆栽仕立ての枝垂れ梅 
お花が終わったので路地植えにしました
週末ガーデナーなので水遣りの手間を省くために
路地植えしました

花芽を3節ほど残してカット
枯れた枝もカットして姿を整えました
ブロ友さんが枝垂れないと仰っていました
どんな条件だと枝垂れないのでしょうね
ちょっと実験です

アブラムシ予防に消毒までしたいところですが時間切れ
次回に持ち越しです









冷たい雨降る昨日
お墓参りに行ってきました

ホント寒い日でしたが
今年はタイミングよく寒緋桜を
見ることができました

以前は目の高さで咲いていたのに
今は見上げるほどの樹高に生長してます

随分と長い時間が経ったのですね
ワタクシも寒緋桜も^^


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桜 苗木 【寒緋桜 (かんひざくら)】 1年生 接ぎ木苗 桜の木 苗 シンボルツリー 記念樹 落葉樹 花木 庭木
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