すぐれた絵本の物語には、先に生きた人々の、子育ての物語が語りこまれています。

『絵本のある子育て』をとおして、親だけの孤立した子育てから、多くの人々の経験や知恵とともにある子育てをしていきませんか。


■0歳~1歳の頃

生まれて間もない赤ちゃんには、自分が生まれてきたこの世界を

耳を澄ますことで、やわらかく繊細な感受性で、知ろうとしています。

テレビを消して、静かななかから聞こえてくるもの


・・・鳥の鳴き声、木の葉のそよぎ、街のざわめき、家族の話し声・・・


添い寝や抱っこをしながら、赤ちゃんの顔を見つめて、やさしく語りかけてください。

そうやって赤ちゃんは、言葉を語りかけてくれる人(とりわけ母親)への信頼を深めていきます。



★8ヶ月頃から

絵本に関心を示すようになります。

絵本のなかに関心のあるものを見つけて、

 みる
 きく
 さわる
 
ことで、妙に納得をした表情をみせたりします。


まだ、この頃の絵本は『おもちゃ』のようなもの。
かじったり、乱暴にして破いたりするかもしれませんが

気になさらずに、さりげなく身の回りに置いてあげてください。


お昼寝や、おやすみのときCDで子守唄などを歌ってあげたらいかがでしょう。
赤ちゃんをしずかに眠りへと導いてくれます。



★1歳半ばを過ぎると

もう、一人前の絵本の読者です。

自分の好きな絵本もできて、それを書棚から引っだして、

『よんで』という意思表示をします。



絵本ととおして、日常と違う心のもう一つの世界を親とともに味わうという喜びで子どもの心を育ていきたいと思っているのです。