2017年05月


介護で自宅ベランダガーデンから

実家のお庭でガーデニングを始めました


通いなのでお世話が足りてない残念なガーデナーですが

「お花っていいなぁ~」と、ちんまりと

四季の彩りのある暮らしを楽しんでいます。





龍の天井画を観る 〜京都、建仁寺〜



3年ほど前の東京国立博物館での「建仁寺展」へ行って
これは実際に建仁寺へ行ってみなくてはと
思ってから実現のチャンス恵まれました




こちらの画像の方が
天井画だとよくわかるでしょうか?

建仁寺 法堂の天井画「双龍」
平成14年 小泉淳作

禅寺で龍は仏法守護
雲を呼んで雨を降らせると
雨は恵みの雨ですね




海北友松の襖絵「雲龍図」

なかなかの迫力のなかにも
愛嬌のある顔に見えてくるのです

海北友松

名前はまだあまり知られていませんが
トーハクの「建仁寺展」で知りました




方丈の襖絵「竹林七賢図」

トーハクの展覧会では
方丈をこのまま再現して展示してあって
印象深く残ってた襖絵です




建仁寺を訪れた日は
京都国立博物館で「海北友松展」の最終日でした
本チャンは京博保管で展示中

建仁寺ではどちらも
高精細デジタル複製です

さて、京博で美術品として鑑賞しましょうか
それとも建仁寺での佇まいで観ましょうかと
悩むところでした

せっかくの京都ですからね


海北友松 (かいほう ゆうしょう)
若冲のようにこれから急速に
人気がでてくる画家と思います

京都にはお宝がいっぱい ^ ^
本家本元で観ることができて
大満足






諸行無常の時を越えて 〜京都、山科で〜



その昔、まだ時計がなかった頃
寺院では常香盤に香を焚いて
時を計りました




灰の中に規則正しく
長短の香が置かれた常香盤
香の燃える速度が一定で
どもまで燃えたかで時がわかります




鐘楼で鐘が時を告げ
ここ山科に響きわたり
人々は暮らしていたのでしょうね

毘沙門天門跡では
今も役僧が香を焚き
毘沙門天をお祀りしています




お庭にはセッコクの花が盛りです




常香盤で香り盛る様子を
観させていただいたり

皇子さまがお暮らしになったお部屋の襖絵や
龍の天井画の鑑賞の方法を教えていただきました




レクチャーがありますと
ぐ〜んと親しみがわきます

文化財として美術館で観るものと
ご当地で人々の信仰として
暮らしと一体になっているのを観るのも
また違った感慨があります






京都、山科の毘沙門堂門跡で



京都、山科にある
毘沙門堂門跡へ行きました




山科駅から参道を歩くと
石段の上に毘沙門天と書かれた
大灯篭が下がる仁王門が見えてきます




桜の木が生い茂り春には桜
この枝垂桜は春のCM
「そうだ、京都へいこう」の桜




このモミジは秋の
「そうだ、京都へいこう」のモミジ

秋の紅葉も素晴らしい
隠れスポットだそうです




毘沙門天を今も秘仏として
大切に祀られています




本堂の軒に狛犬がいたり




象がいたり
しめ縄が飾ってあったり




本堂には
菊の御紋の幕が張られ
建物は日光東照宮を
思い出します




三方を山に囲まれ
主要な東海道を目の前に
京都御所の護りなど

毘沙門堂門跡を山科に置く意味
パンフにもHPにもない
貴重なお話を伺う機会に
恵まれました







今日の京都は32度予報 ( ´ ▽ ` )ノ





ナイトミュージアム『ミュシャ展』 ~国立新美術館~



ガラスの曲面を持つ
六本木にある国立新美術館も
開館10年を迎えたそうで




開館当時
モネの絵を横並びに観たことは
つい最近のことと覚えています




10年前がつい最近のことと思うのは
それなりに我が身も10年サイクルを
何回か重ねてきたということなのだけれど
成長どころか老化の一途を感じるこの頃




この建物は10年たっても
今なお斬新だと思う

黒川紀章が手掛けたあちらこちらの
美術館を観ると彼の集大成は
大満足だったのでは




ミュシャといえば、ポスター画だけれど
祖国チェコへ戻り描いた祖国のための
「スラブ叙事詩」

閉館後に行われた内覧会に行ってきました




この作品は縦6m、横8mもあり
巨大です




ポスター画のときとは
まったく違った画風




政治的背景
宗教的な背景は知りませんが




ここに描かれた人々の目に
ミュシャの祖国への想いを感じます

(画像は撮影可の作品です)






青いお花、オダマキ



ブルーのオダマキを
植えました

タグがないので種類がわからず
背が高くなる西洋オダマキと思って
花壇後方に植えましたが
思うほどに伸びませんでした

まもなくお花も終わり
伸び方をみています




西洋マツムシソウ

バラはピンクが好み
なぜかお庭のお花たちは
ブルーのお花ばかりです

庭作りを始めては
2回目の春がめぐってきて
この庭の春に合うお花が
わかってきました

って、自分好みが基準値

植えてもお花が咲かなかったのは
タイツリソウと鳴子百合

せっかく芽が出てきたというのに
今にも絶えてしまいそうなクロユリ
来年も根が残っていればと

これからの季節の展開
初夏から夏のお花とは
どんなものでしょう?

ちっとも思い浮かびません








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