
マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女
今年の美術館巡りは
ハイペース
なかでも 東京で見逃した
リヒテンシュタイン展を
京都で観られたことは
ラッキーでした
リヒテンシュタイン侯女のマリーの
安心し切った満足そうな寝顔
ほっぺを触りたくなります
(この絵は東京のみ出展)
いままで
西洋画の美人もエンジェルも
たくさん観てきましたが
西洋の可愛らしさとか
美人さんの捉え方に
微妙な差を感じています
私 日本に住んでいる日本人ですから
当たり前と言ったらそれまでなのですが
アニメ界でもそうですが
日本人が描くアニメ
可愛らしさがありますね
日本のアニメが世界的に
大人気な理由なところです
日本では日本美人を描く三大巨匠は
上村松園、鏑木清方、伊東深水
そのなかでも 私は
松園さんに魅かれます
以前に観た「花筐」や「焔」
ここに描かれた情念に
圧倒されました

上村松園「焔」
美しい女の人を写実的に描きながら
女の人の 美への理想と憧れを
描きだしている 松園さん
松園さんの絵には
女性の様々な想いがあります
そして 日本人が大切にしてきた
四季があります
美人さんと四季
ジャパン・ビューティー
日本の美人さんが一番
日本人でよかったと
思うばかりでした
5月に観た
『ジャパン・ビューティー 描かれた日本美人』より