
JR京都駅から東海道線の膳所(ぜぜ)から
京阪に乗り換えて三井寺で下車
降りてからタクシーと思いましたが
タクシーなんて通らない小さな駅舎
三井寺を目指して歩きました

古めかしい仁王門(重要文化財)に
威厳を感じ足を踏み入れることに躊躇
しばし写真を撮ったりしておりました

三井寺の正式名称は園城寺(おんじょうじ)
金堂にあがりたくさんの仏像を拝見いたしました
こんなに多くの仏像を拝見できるなんて
とてもありがたかった
1本の木をただ削り出した
荒削りの円空仏
荒々しいけれど
円空さんがつくる仏像は
どの顔をみても笑顔に見えます
観ているだけで笑みがこぼれ
楽しい
生まれ故郷の岐阜や愛知一帯に数多く
名もない山寺やら民家やらに
ひっそりと残されていた円空仏
当時の人々にどれだけ親しまれたのか
容易に想像がつきます

山の中腹にあるとても広いお寺
日本の三銘鐘の一つである
三井の晩鐘という名で親しまれ
その音色はとても心地よかった

見晴台から見える琵琶湖
私のような凡人を拒むような
仁王門であったけれど
静かで今の自分をすべて
包み込んでくれるような境内
歴史的建造物に仏像にと
たんまりと堪能いたしました

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