
金茶寮の飾り棚に置いてあった
大樋焼の置物
仲居さん方は土地の言葉で
いろいろと説明をしてくださいます

続いて金沢城公園へ移動して
ガイドイヤホンを携え
石垣めぐり

前田利家の入城後
本格的な石垣づくりが始まったとか
何度もの修復で
現在ではさまざまな種類の
石垣を見ることができます

続く金沢城公園の新しいシンボルの
復元された菱櫓や五十間長屋の見学

ありし日の金沢城への
想いを馳せて廻ればいいものの
体力不足のこの頃

お城には興味はないふり
しているけれど本当は足が
追いつかない
って、老化が一気に加速化
行きたいところに行くのは
今のうちかしらと不安がよぎる

五十間長屋では上記の茶陶大樋焼の
文化勲章受章者、十代大樋長左衛門氏の
講演を聴く
おもしろいし
永遠と続く勢いのお話し上手

そんなんで
ときはすっかり夜となり
美味しそうなお弁当を目の前に
おなかの虫が騒ぎ出す

加賀藩料理方の歴史を持つ
大友楼のご主人
大友佐俊氏のお話を伺いながら
加賀藩主御前弁当に舌鼓

当時の武士の再現料理のあれこれと
お弁当という文化のおもしろい話を
ほとんど聞き流しで
食べることに一生懸命

ま、加賀の人々はお話上手
おもてなし上手

前田利家は主君である豊臣秀吉の影響を受け
京風の文化を取り入れてきたけれど
加賀と江戸との陸路も
比較的に便もよく
加賀には時代とともに
幕府がある江戸の武家文化とも混ざり合い
独自の文化をつくってきたのでしょう
長文にて失礼いたしました