北陸の旅


介護で自宅ベランダガーデンから

実家のお庭でガーデニングを始めました


通いなのでお世話が足りてない残念なガーデナーですが

「お花っていいなぁ~」と、ちんまりと

四季の彩りのある暮らしを楽しんでいます。





金沢城の夕べ



金茶寮の飾り棚に置いてあった
大樋焼の置物

仲居さん方は土地の言葉で
いろいろと説明をしてくださいます




続いて金沢城公園へ移動して
ガイドイヤホンを携え
石垣めぐり




前田利家の入城後
本格的な石垣づくりが始まったとか

何度もの修復で
現在ではさまざまな種類の
石垣を見ることができます




続く金沢城公園の新しいシンボルの
復元された菱櫓や五十間長屋の見学




ありし日の金沢城への
想いを馳せて廻ればいいものの
体力不足のこの頃




お城には興味はないふり
しているけれど本当は足が
追いつかない

って、老化が一気に加速化
行きたいところに行くのは
今のうちかしらと不安がよぎる




五十間長屋では上記の茶陶大樋焼の
文化勲章受章者、十代大樋長左衛門氏の
講演を聴く

おもしろいし
永遠と続く勢いのお話し上手




そんなんで
ときはすっかり夜となり
美味しそうなお弁当を目の前に
おなかの虫が騒ぎ出す




加賀藩料理方の歴史を持つ
大友楼のご主人
大友佐俊氏のお話を伺いながら
加賀藩主御前弁当に舌鼓




当時の武士の再現料理のあれこれと
お弁当という文化のおもしろい話を
ほとんど聞き流しで
食べることに一生懸命




ま、加賀の人々はお話上手
おもてなし上手




前田利家は主君である豊臣秀吉の影響を受け
京風の文化を取り入れてきたけれど

加賀と江戸との陸路も
比較的に便もよく
加賀には時代とともに
幕府がある江戸の武家文化とも混ざり合い
独自の文化をつくってきたのでしょう


長文にて失礼いたしました




伝統工芸美が集う加賀の料亭文化



加賀百万石前田家の元家老
横山男爵が建てた別邸を譲り受けた
金沢の犀川の流れを望む金茶寮で
「一客一亭」のおもてなし

金茶寮


金沢の伝統工芸品に触れる旅
まず最初に金茶寮で昼席懐石を




食前酒が載せられた銘々盆に
お通しは九谷の器




旬菜盆は当然、輪島塗
漆器のことは知識はありませんが
先日の日本橋三越での工芸展を観て
この旬菜盆の良さが伝わってきます




美しく気品高い紋様
ちゃかちゃかしている私には
そぐわない おもてなしです




テーブルクロスの上に掛けられた
加賀友禅のセンタークロス




汁椀も飯椀も金彩のある塗り




蓋の内側にも模様があり
撮影大会は当然のこと




京懐石の流れをくみ
地元の食材を使った加賀の郷土料理へと

九谷焼に大樋焼、輪島塗に山中塗
お料理とともにいただく器も
加賀の伝統工芸品




建物内部は加賀建築の特徴が
随所に見られます




加賀の伝統美が凝縮された金茶寮




加賀の料亭はお料理だけでなく
建物や器、調度品、そしてしっとりしたお庭と
伝統文化の美の粋でありました


 

お線香2本分の時間


東茶屋街で

これといったベランダ話題がなく
このままブログの秋休みに
なりそうです

豪雨の被害を見て
東日本大震災の津波を
思い出していました

そして朝方の地震
TVで震度5弱と知って
よけいに恐怖を覚えました

あの3月11日以来
映画館とか劇場には
足が向かなくなったのは
事実です


東茶屋街で

金沢から帰ってきてから
めまいが続いて
胸がぞわぞわとして
不安になっていました

体調が悪いのではなく

地震が起きる〜。。。。って

すみません
冗談話ではなく
子どもの頃からなんです

「あなたはナマズですかぁ〜」
なんてね

予知能力とかそんなものは
ありませんので
突っ込みはしないでください


ひがし茶屋 懐華樓で

子どもの頃
大きな水害に遇い
家の前の道路に救助の船が
通ったという記憶が
あります

何十年に一回の災害のために
スーパー堤防は必要ですか?
と、パールのピアスを付けた
某人が言っていましたけれど

今はスーパー堤防に護られた
大きな川のそばには住んでいますが
それでも決壊という言葉には
敏感になります

地方に行きますと
土手が片側にしかなかったり
低い堤防をみますと
大丈夫?と思うのです


花嫁暖簾

さてと
今回の旅のメインは
金沢城で行われた
加賀の伝統について参加して
知らない世界がひろがりました

お茶屋さんでの
芸者さん遊びのお時間は
お線香2本分

お線香1本
燃え尽きるまで45分
お線香2本で90分

お茶屋さんからの請求書は
お線香代何本と


≪加賀麩 不室屋≫宝づくし 16個入【送料別】【食料品】【のし可】【ギフト】【金沢銘菓】【期間限定】【贈り物】【お土産】【金沢】【石川県】【お取り寄せ】【御歳暮】【御年賀】





ひがし茶屋街のお茶屋さん


ひがし茶屋街

キムスコ(木虫籠)と呼ばれる
美しい出格子がある古い街並みの
ひがし茶屋街
金沢の観光スポットです

ここにある「懐華樓」を
ご案内いただきました


東茶屋街で

一見さんお断り
そして一晩一組のお客さまのみを
もてなす一客一亭のお茶屋さん

暖簾の向こうに少し見えます
朱塗りの階段

この上では
なにがあるのでしょう


東茶屋街で

旦那様方が芸者さんをあげて
夜のお遊びをする広間

弁柄色の壁が妖しい夜へと
誘っています


ヨウシュヤマゴボウ

雑草としか思ってなかった
ヨウシュヤマゴボウ
さりげなく飾ってありました
余裕のしつらえですね

大雨の被害と今朝の大きな地震
ご被害にあわれた皆様には、
心よりのお見舞いを申しあげます


金沢都ホテル エグゼタイム(EXETIME) Part4 カタログギフト / ギフト / 内祝い / 出産内祝い / 香典返し / 快気祝い / 引き出物 / 引出物 / 還暦祝い EXETIME カタログギフト






金沢というところ


兼六園でみた萩の花

金沢へ行くことになり
あれ、金沢って何県でしたっけ?

と頓珍漢な私
生まれて初めての石川県入り


鼓門

金沢駅に着いて
みな上を見上げ
写真を撮っているから
ワタクシも

能楽の鼓をイメージした
鼓門というらしいが


駅

それよりも
この幾何学模様のドームのほうが
おもしろい

京都駅同様に
歴史ある金沢という街には
不釣り合いという批判も
出たらしい


駅

歴史ある街と近代的な紋様とが
いかにも現代〜!と
いいのではないかと思う


兼六園

伝統芸能の能楽も
8月の京都に続いて
今回のイベントでも
鑑賞させてもらったが

心にぐいっと迫ってくるものがあって
能楽もなかなかいいものである

本物を観ずしての
食わず嫌いであった


兼六園

兼六園はやはり雪つりのある
景色を観たい
また行くチャンスがあるかなぁ

この春に、開通した北陸新幹線
首都圏から地方へとつなげる線路

地方にも道路と鉄道をと
誰にも豊かさの分配という
「分配の政治」を掲げたのが
田中角栄


兼六園

窓枠はサッシでなく
昭和の趣きのある滲み硝子

旧いものをそのまま残した
兼六園の茶店通りは
なにも違和感がない景色だ


お茶屋さんで

角栄が築き上げた
政治と企業のトライアングル図の
高度経済成長期

出身地の雪深い所にも豊かさを
というのが原点
目白御殿から
3回右折だか左折だかすれば
故郷に着くという
私欲絡みも否めないけれど


金沢城

都市部に集中していたことを
地方にも公共事業で届ける

都市と地方を道路でつなげ
都市部との均衡を計る経済値
と、誰かが言っていた

北海道にも新幹線が通る
交通の手段というのは
人を運ぶのだからすごい
金沢は観光客でいっぱいだった


image

古いものを守っていく姿勢
町並みにみたよと
我がお供も楽しんだご様子




金沢都ホテル エグゼタイム(EXETIME) Part3 カタログギフト / ギフト / 内祝い / 出産内祝い / 香典返し / 快気祝い / 引き出物 / 引出物 / 還暦祝い EXETIME カタログギフト

価格:22,248円
(2015/10/23 21:47時点)
感想(0件)








プロフィール

marine*

記事検索
ベランダガーデンへの道
楽天市場
アーカイブ
メッセージ

名前
メール
本文
  • ライブドアブログ