そごう美術館


介護で自宅ベランダガーデンから

実家のお庭でガーデニングを始めました


通いなのでお世話が足りてない残念なガーデナーですが

「お花っていいなぁ~」と、ちんまりと

四季の彩りのある暮らしを楽しんでいます。





清心な絵画『松尾敏男展』 〜そごう美術館〜


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長崎出身の日本画家の松尾敏男

その展覧会がそごう美術館で開催されていて
美濃吉で食事の後に行ってみました


➡︎ 松尾敏男展

特にマークしているわけでもない
現代作家なのですが
2016年に没

10数年前に三越で個展を観て以来で
親しみが湧いて

これなら、体力の消耗も少なく
さらりと観られると思った訳でして

って、手持ちカードでフリーパスが
一番の理由だったりして


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HPより 長崎県美術館所蔵
長崎旅情 長崎中心地の夜景の絵

実際は灯りが浮き立つきれいな夜景で
群青色の空がとても幻想的なのです

絵からかなり離れたところで観ますと
まるでホテルの窓から見える景色の如くでした

故郷を思う長崎の絵には
松尾敏男の特別の感があります


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撮影可能な牡丹の絵

花弁1枚1枚が何かを
語ってくるような牡丹の花

10数年前に観たあの頃は
訳もわからずに眺め見た絵

今はこの人が薔薇を描いたら
どんな絵を描くのだろう

油絵の具でなく胡粉を塗り重ねて
薔薇の花弁を描く
水墨を使って背景を描く

もしそれが可能なら
どんなバラがいいかなぁと

なんて自分の興味本位の
勝手な想いなんです ♪( ´▽`)





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『浮世絵師 歌川国芳』展 〜そごう美術館〜


歌川国芳展 そごう美術館

たまには
こんな展覧会もいいかもと
国芳展を観てきました

武者が
立派な浴衣を着ていると思いきや
全身彫り物だったりして
今にも飛びだしてくる
勢いがあります

武者絵の国芳といわれるのが
よくわかります


歌川国芳 相馬の古内裏

幕末期に活躍した
歌川国芳の「相馬の古内裏」

名前はしらなくとも
見たことある〜というくらい
国芳の代表作

妖怪シリーズで
ほんとうは怖い画なのでしょうが
大胆な構図と発想と独特の感性は
ユーモラスですね

ガイコツがカタカタという
音まで聞こえてきそう

武者絵ばかりでなく
猫好きだった国芳
猫の画がまたいいのですよ

羽織袴姿の猫ちゃんたちが
ユニーク


迫力のある画のなかに
着物の柄の細やかさに
目がいきました

大きく描かれた武者の脇に
万年青がさりげなくあって
植わっている鉢が見事で
江戸庶民文化をみ〜つけた

と、
楽しい国芳ワールドでした



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歌川国芳展

『浮世絵師 歌川国芳』展
そごう美術館
2015年 8月1日(土)~8月30日(日)




『幽霊・妖怪画大全集』展 ~そごう美術館~


笑う骸骨


愛しくもあり、妖しくもあり
楽しい幽霊たちに
会いに行ってきました

幽霊とか妖怪は
日本古来から絵巻物や物語に
書かれてきました

そして 江戸時代になると
歌舞伎の人気に伴って
色々な作品に登場して大流行

今回は 円山応挙や 
伊藤若冲(じゃくちゅう)
河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)などの
幽霊たちです


河鍋暁斎は
江戸時代から明治に
活躍した絵師

反骨精神の持ち主で
多くの戯画や風刺画を残している
日本画壇の異端児です

以前 河鍋暁斎記念美術館で観た
暁斎の絵は 特異でありました

どうして ここまで描いちゃうの~

と、恐ろしく気持ち悪くも
ありましたが

それが楽しさに変わってきます
私の感性、ヘンですね =^-^=


日本の幽霊と妖怪画は
恐怖心を煽られるだけでなく

美しかったり 愛しかったり
妖しくもあったりで
ひとつのジャンルですね


下のチラシの絵は
皿屋敷のお菊さんが夕食の支度
お岩さんが化粧をしている絵

不気味でしょう?
けどユーモラスでしょう(*^◯^*)
楽しい展覧会でした

会期終了後のアップです




そごう美術館「幽霊・妖怪画大全集」展


■『幽霊・妖怪画大全集』展

■そごう美術館

■2013年7月27日(土)~9月1日(日)


美しい薔薇 『マリー・アントワネット物語展』 ~そごう美術館~


マリー・アントワネットの 
短い一生を 終えるまでを

数々の美術品で たどる 
展覧会でした

ぜいたく、浪費家の 
マリーアントワネットでは なく

嫌悪感も 悲壮感もなく
女性としての マリー・アントワネット

ここでのマリーアントワネットは
美しい 薔薇

そう感じた「物語」展

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少し前に 読んだ
「王妃マリー・アントワネット」





マリーアントワネットに関係する絵画を
載せながら 生涯が解説されていて

すべてを肯定するわけでは 
ありませんが

知るほどに 同情も

 
時代という流れに翻弄されて
ドラマティックな 短い生涯

現代に残る 数々の美術品は
美しい薔薇の 37年

私には タイムリーな
展覧会 でした 




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マリー・アントワネット物語展
 
そごう美術館

2012年9月5日~11月18日



『ノリタケデザイン100年の歴史』 ~そごう美術館~


「ノリタケチャイナ」の名で 世界中に知られている

ノリタケ食器のデザインの 100年あまりの変遷が

総括してみられた 展覧会でした

ノリタケデザイン100年の歴史


明治初期に日米貿易を機に 米で人気の高かった

日本の陶磁器を 一定の需要に供給できるよう

自社で生産を確立していったのが ノリタケの始まり


豪華でいて 繊細なデザインを持つ オールドノリタケから

昭和までの食器を 目の前で じっくりと 

一堂に見ることが できました



オールドといっても デザインは 古さを感じさせません

そのまま デパートの食器売り場に 置かれても

なんの違和感も 感じないのです


最初は 対米貿易が 始まり

日本的なデザインから アメリカ人に好まれる

華やかな洋風デザインをと転換し 

また陶磁器のとしての技法も 研究を重ね

ノリタケが目指してきた 自社で製造するという精神が

見事に反映されてきたのだと 思いました



貴重な「画帳」の展示は 興味が注がれます

デザイン画にある食器の形は 今も受け継がれています



展示200点あまりの食器の

時代ごとに変わる裏印が ひとつひとつ丁寧に 

記されていたのは この展覧会の心意気とも 感じました。


裏印史とでも いいましょうか

これを見るだけでも 時代背景の移り変わりを

汲むことが できます



オールドノリタケといえば 美術品として

取り上げられていますが 日本の洋食器産業を

明治時代から 工業として 支えてきたものが 

みられます



華麗で繊細で ノリタケデザインのお話なのですが

余談ではありますが 皆様が毎日お世話になっている

おトイレでお馴染の TOTOは 

元は ノリタケと一緒の会社


かたや 洋食器として かたや衛生陶器として 

部門を分け 今に至ったのです



たとえ100均であろうと 

何気なく使っている食器たちですが

古くからの 人のたくさんの想いが 詰まって

培われてきたものを 知りました


どんなものでも 縁があって自分の手元に

めぐり合わせた 物たちに 愛着が増します







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